昔めく(読み)ムカシメク

デジタル大辞泉 「昔めく」の意味・読み・例文・類語

むかし‐め・く【昔めく】

[動カ五(四)]昔風である。古風な感じである。「―・いた柄の着物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「昔めく」の意味・読み・例文・類語

むかし‐め・く【昔めく】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「めく」は接尾語 ) 昔風である。古風に見える。
    1. [初出の実例]「蔦の葉はむかしめきたる紅葉哉〈芭蕉〉」(出典:俳諧・荵摺(1689))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android