星合十二段(読み)ほしあい じゅうにだん

世界大百科事典(旧版)内の星合十二段の言及

【勧進帳】より

…富樫の持たせた酒を飲みほした弁慶は,延年の舞を舞い,その間に5人を出発させ,やおら後を追う。《義経記》や能などに文芸化された〈安宅の関〉の題材は,歌舞伎や人形浄瑠璃でも多く脚色されており,初世市川団十郎も1702年(元禄15)2月に《星合十二段》の中でこの場面を演じている。7世団十郎が十八番の一つに選定するに当たっては,背景を能舞台に模して松羽目にし,衣装も能装束を使うなど,能の演出法を摂取。…

※「星合十二段」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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