星間雲(読み)セイカンウン

デジタル大辞泉 「星間雲」の意味・読み・例文・類語

せいかん‐うん【星間雲】

星間物質が10光年程度の範囲に集まったもの。これらは、別々の速度で動き回っている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「星間雲」の意味・読み・例文・類語

せいかん‐うん【星間雲】

  1. 〘 名詞 〙 星間物質が特に濃密に集まったもの。→星間物質

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の星間雲の言及

【星間物質】より

…これらは当然,星と地球の間にある低温の星間ガスによるものである。また,これらの線は数本に分かれていることがあるので,星間ガスは一様に存在するのでなく,別々の速度で動き回っている雲からできていて,星間雲と呼ばれる。われわれの銀河系の中の水素ガスの分布は,波長21cmの電波の観測からよくわかっている。…

※「星間雲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android