精選版 日本国語大辞典 「春の止まり」の意味・読み・例文・類語
はる【春】 の=止(と)まり[=泊(と)まり]
- ① 春がとどまっている所。また、とどまっている頃。《 季語・春 》
- [初出の実例]「のどかなるくもゐは花もちらずしてはるのとまりとなりにけるかな」(出典:桃園文庫旧蔵本周防内侍集(12C前頃))
- ② 春に宿泊するところ。
- [初出の実例]「けふも又花みて暮す旅人の春のとまりは桜なりけり」(出典:為仲集(1085頃))
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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