春秋村(読み)はるあきむら

日本歴史地名大系 「春秋村」の解説

春秋村
はるあきむら

[現在地名]大野村かず

台地上にあり、西ははなわ村。鎌倉初期に常陸大掾氏一族の立原五郎久幹の子が居館を構え、春秋氏と称する(常陸大掾系図)。また年未詳の常陸国行方・鹿島郡切手郷注文(税所文書)に「南条中村内友安名、同宿内友久名、同宿内春秋、同宿内小見」とあり、春秋は鹿島郡南条のなか村に含まれていた。天正一九年(一五九一)佐竹氏一族の東義久知行地となり、文禄四年(一五九五)の中務大輔当知行目録(秋田県立図書館蔵)に「八拾三石壱斗 春秋」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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