精選版 日本国語大辞典 「暮れ過ぐ」の意味・読み・例文・類語
くれ‐す・ぐ【暮過】
- 〘 自動詞 ガ上二段活用 〙
- ① 次第に、歳月・時節・日が移りかわってゆく。
- [初出の実例]「うきなつもすぎ、秋もやうやうくれすぎ」(出典:浄瑠璃・禅師曾我(1655‐58頃)四)
- ② 日がすっかり暮れてしまう。
- [初出の実例]「そのひはくれすきて、御返哥あしたとくまいる」(出典:御湯殿上日記‐文明一七年(1485)八月二五日)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...