暮れ過ぐ(読み)くれすぐ

精選版 日本国語大辞典 「暮れ過ぐ」の意味・読み・例文・類語

くれ‐す・ぐ【暮過】

  1. 〘 自動詞 ガ上二段活用 〙
  2. 次第に、歳月・時節・日が移りかわってゆく。
    1. [初出の実例]「うきなつもすぎ、秋もやうやうくれすぎ」(出典:浄瑠璃・禅師曾我(1655‐58頃)四)
  3. 日がすっかり暮れてしまう。
    1. [初出の実例]「そのひはくれすきて、御返哥あしたとくまいる」(出典:御湯殿上日記‐文明一七年(1485)八月二五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む