曙曾我夜討(読み)あけぼのそが ようち

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「曙曾我夜討」の解説

曙曾我夜討
あけぼのそが ようち

歌舞伎浄瑠璃外題
作者
中津五左衛門
初演
元禄15.2(江戸中村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の曙曾我夜討の言及

【忠臣蔵物】より

… 1701年(元禄14)の播州赤穂城主浅野内匠頭長矩の殿中刃傷と切腹,02年の赤穂浪士討入事件は江湖の関心を集め,これに取材したおびただしい数の作品が歌舞伎や人形浄瑠璃の舞台をにぎわせた。そのもっとも早いものは,刃傷が行われたのと同年同月に,小栗判官の世界に脚色して江戸山村座で上演された《東山栄華舞台》,次いで,浪士たちの切腹直後,曾我の世界に仕組んで江戸中村座で演じられた《曙曾我夜討》であるといわれているが,ともに確証なく,真偽のほどは不明。上演が確認される最初の作品は,歌舞伎では,1703年,京都の早雲座二の替りの,近松門左衛門作《傾城三の車》。…

※「曙曾我夜討」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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