書を校するは塵を払うが如し(読み)しょをこうするはちりをはらうがごとし

精選版 日本国語大辞典 の解説

しょ【書】 を 校(こう)するは塵(ちり)を払(はら)うが如(ごと)

  1. ( 「夢渓筆談‐雑誌二」の「宋宣献博学、喜蔵異書、皆手自校讎、常謂、校書如塵、一面掃一面生、故有一書、毎三四校、猶有脱謬」から ) 書物を校合する作業は、ちりが払っても払い尽くせないように、完全無欠に達することはむずかしい。どんなに念を入れて校正しても、誤りがあることのたとえ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android