書連ねる(読み)カキツラネル

デジタル大辞泉 「書連ねる」の意味・読み・例文・類語

かき‐つら・ねる【書(き)連ねる】

[動ナ下一][文]かきつら・ぬ[ナ下二]
並べて書く。「出席者を―・ねる」
長々と書く。「うらみ文句を―・ねる」

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精選版 日本国語大辞典 「書連ねる」の意味・読み・例文・類語

かき‐つら・ねる【書連】

  1. 〘 他動詞 ナ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]かきつら・ぬ 〘 他動詞 ナ行下二段活用 〙 あれこれと種々のことを並べて書く。ながながと続けて書く。
    1. [初出の実例]「いみじうかなしきことどもかきつらねて」(出典:宇津保物語(970‐999頃)あて宮)
    2. 「履歴書━それは一たいどんな事を書き連ねるべきものやらも知らないが」(出典:都会の憂鬱(1923)〈佐藤春夫〉)

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