曹渓宝林伝(読み)そうけいほうりんでん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「曹渓宝林伝」の意味・わかりやすい解説

曹渓宝林伝
そうけいほうりんでん

中国唐代の仏書。10巻(巻7、9、10は欠)。詳しくは『大唐韶州双峯(しょうしゅうそうほう)山曹侯渓宝林伝』。朱陵沙門智炬(しゅりょうしゃもんちこ)(慧炬(えこ))編。801年(貞元17)成立。久しく散逸していたが、金版大蔵経や京都青蓮(しょうれん)院において発見された。インド28祖、中国六祖の禅の伝燈(でんとう)説を主張し、後の禅宗の伝燈説確立の依拠となった。インド、中国各祖師の伝法偈(でんぽうげ)は本書に至って初めて現れたものである。

[鏡島元隆]

『柳田聖山編『宝林伝・伝燈玉英集』(1975・中文出版社)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む