月映・月栄(読み)つきばえ

精選版 日本国語大辞典 「月映・月栄」の意味・読み・例文・類語

つき‐ばえ【月映・月栄】

〘名〙 月光がさして美しいこと。月の光に照らされて、物・人などが美しくはえること。
源氏(1001‐14頃)竹河「月ばえはいま少し、心殊なりと、定めきこえし」
※夜の寝覚(1045‐68頃)一「月ばへする人にこそあめれ」

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