月時雨(読み)つきしぐれ

精選版 日本国語大辞典 「月時雨」の意味・読み・例文・類語

つき‐しぐれ【月時雨】

  1. 〘 名詞 〙 月の出ている時に時雨が通りすぎて行くこと。また、その時雨。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「尋行てかれ野の草の根に語れ〈咸宇〉 俤や二度三度よむ月時雨〈専迹〉」(出典:俳諧・枯尾花(1694)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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