月朧(読み)つきおぼろ

精選版 日本国語大辞典 「月朧」の意味・読み・例文・類語

つき【月】 朧(おぼろ)

  1. 月がぼんやりとおぼろにかかっているさま。多く春の月のさまをいう。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「ふたつなき心もてこそながめせめはなのさかりは月おぼろなれ」(出典:林下集(1179頃か)上)

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