月状骨(読み)ゲツジョウコツ

デジタル大辞泉 「月状骨」の意味・読み・例文・類語

げつじょう‐こつ〔ゲツジヤウ‐〕【月状骨】

手根骨を構成する短骨一つ三角骨豆状骨とうじょうこつ舟状骨しゅうじょうこつとともに近位列をつくる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の月状骨の言及

【月状骨軟化症】より

…手首の関節を形づくっている8個の手根骨のうちの一つである月状骨の阻血性壊死が主病変で,オーストリアの放射線医であるキーンベックRobert Kienböck(1871‐1953)により1910年に報告された。キーンベックの臨床像,X線所見の詳細な報告の結果,この病気はキーンベック病Kienböck’s diseaseともいわれるようになった。…

※「月状骨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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