月見曠名画一軸(読み)つきみのはれ めいがのいちじく, つきみばれ めいがのひとじく

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「月見曠名画一軸」の解説

月見曠名画一軸
つきみのはれ めいがのいちじく, つきみばれ めいがのひとじく

歌舞伎浄瑠璃外題
作者
河竹新七(2代)
初演
文久2.8(江戸市村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の月見曠名画一軸の言及

【血達磨物】より

…江戸へ移入されたのは1800年閏4月の市村座《男結盟立願(おとこむすびちかいのりゆうがん)》で,大筋は前作そのままの上演。さらに48年(嘉永1)8月中村座《高木織右武実録(たかぎおりえもんぶどうじつろく)》(3世桜田治助作),62年(文久2)8月市村座《月見曠(つきみのはれ)名画一軸》(河竹黙阿弥作)などがある。いずれの作も劇場が火を忌むため,実録にある火事のシーンは生まれなかったが,89年11月市村座《蔦模様血染御書(つたもようちぞめのごしゆいん)》(3世河竹新七作)にいたって,主人公大川友右衛門が火中に腹を切って御朱印を腹中に守る場面を演じ評判となった。…

※「月見曠名画一軸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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