有り明く(読み)ありあく

精選版 日本国語大辞典 「有り明く」の意味・読み・例文・類語

あり‐あ・く【有明】

  1. 〘 自動詞 カ行下二段活用 〙 ( 「ありあけ(有明)」の動詞化 ) 月がまだ空にありながら夜が明ける。
    1. [初出の実例]「枝花をそむくる月の有明て〈才丸〉 ふらここつらん何某(なにがし)が軒〈コ斎〉」(出典俳諧・芭蕉翁古式之俳諧(1685)賦花何俳諧之連歌)

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