有松染相撲浴衣(読み)ありまつぞめ すもうゆかた

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「有松染相撲浴衣」の解説

有松染相撲浴衣
ありまつぞめ すもうゆかた

歌舞伎浄瑠璃外題
作者
河竹新七(2代)
初演
明治13.5(東京猿若座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の有松染相撲浴衣の言及

【相撲物】より

…1866年2月市村座,河竹黙阿弥作),《櫓太鼓成田仇討》(桂川力蔵と滝見山大八。1877年9月東京春木座,3世河竹新七作),《有松染相撲浴衣(ありまつぞめすもうのゆかた)》(雷電と小野川。1880年5月東京猿若座,河竹黙阿弥作),《神明恵和合取組(かみのめぐみわごうのとりくみ)》(め組と相撲の喧嘩。…

【猫騒動物】より

…また佐賀鍋島騒動に取材した《鍋島の猫》の最初の作は1853年(嘉永6)の3世瀬川如皐作《花埜嵯峨猫稿(はなのさがねこまたぞうし)》であるが,佐賀藩の抗議にあい上演されなかった。別に1880年5月東京猿若座の河竹黙阿弥作《有松染相撲浴衣(ありまつぞめすもうゆかた)》は有馬騒動に取材したもので,通称《有馬の猫》。【井草 利夫】。…

※「有松染相撲浴衣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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