有無雲(読み)ありなしぐも

精選版 日本国語大辞典 「有無雲」の意味・読み・例文・類語

ありなし‐ぐも【有無雲】

〘名〙 あるかないかわからないような、かすかな雲。
※長承三年中宮亮顕輔歌合(1134)「うかれ行くありなし雲も晴れのきてかかる隈なき秋の夜の月〈源仲正〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報