デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「源仲正」の解説 源仲正 みなもとの-なかまさ ?-? 平安時代後期の武人,歌人。源頼綱(よりつな)の子。源頼政(よりまさ)の父。摂津(多田)源氏。武士団の棟梁で,下総守(しもうさのかみ)をへて晩年に兵庫頭(かみ)となった。保延(ほうえん)6年(1140)前後に,七十余歳で没したとみられる。歌は「金葉和歌集」以下の勅撰集に15首はいっている。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
朝日日本歴史人物事典 「源仲正」の解説 源仲正 生年:生没年不詳 平安末期の武士,歌人。清和源氏。三河守源頼綱と中納言君(小一条院敦明親王の娘)の子。六位の蔵人より下総,下野の国司を経て兵庫頭に至る。父より歌才を受け継ぎ,『金葉集』以下の勅撰集に15首が入集。<参考文献>井上宗雄『平安後期歌人伝の研究』 (渡辺晴美) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報