有限り(読み)あるかぎり

精選版 日本国語大辞典 「有限り」の意味・読み・例文・類語

ある【有】 限(かぎ)

  1. 残らず全部。ありったけ。ありきり。あらんかぎり。
    1. [初出の実例]「殿の内の絹、綿、銭など、ある限りとり出でて添へて遣はす」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))
  2. その場に居合わせた人が皆。全員
    1. [初出の実例]「走り打ちて逃ぐれば、あるかぎり笑ふ」(出典:枕草子(10C終)三)
  3. 生きている間。
    1. [初出の実例]「女(め)親といふ人、あるかぎりはありけるを、久しうわづらひて、〈略〉空しくなりぬ」(出典蜻蛉日記(974頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む