デジタル大辞泉
「全部」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ぜん‐ぶ【全部】
- 〘 名詞 〙
- ① ( ━する ) 一そろいの書物の冊数がすべてそろうこと。また、そのそろったもの。
- [初出の実例]「全部(ゼンブ)通利し文々解釈せよとも説かず」(出典:発心集(1216頃か)七)
- ② 一部分に対して、その全体。総体。すべて。⇔一部。
- [初出の実例]「以二平野殿年貢一、一年中令レ備二進之処一、去年全部不レ進二済之間一、生身供及闕如」(出典:東寺百合文書‐は・(年未詳)(鎌倉)二月一〇日・僧宗遍奉書)
- 「此人の心の全部(ゼンブ)が純白で透明で邪気の無い事を知りながら」(出典:肱の侮辱(1907)〈国木田独歩〉)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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