朝羽振る(読み)アサハフル

デジタル大辞泉 「朝羽振る」の意味・読み・例文・類語

あさ‐はふ・る【朝羽振る】

[動ラ四]朝、鳥が羽ばたくように、風や波が激しく立つ。⇔夕羽振る
「―・る風こそ寄せめ」〈・一三一〉

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関連語 自動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「朝羽振る」の意味・読み・例文・類語

あさ‐はふ・る【朝羽振】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 朝、鳥が羽ばたく。風や波などが激しく立つことの形容に用いられる。⇔夕羽振る
    1. [初出の実例]「朝羽振(あさはふる) 風こそ寄せめ 夕羽振る 浪こそ来寄れ」(出典万葉集(8C後)二・一三一)

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