木暗(読み)コグレ

デジタル大辞泉 「木暗」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぐれ【木暗/木暮れ】

木陰の暗い所。木暗がり
照射ともしすと鹿にもあはぬもの故に―の下に夜をあかしつる」〈堀河百首

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「木暗」の意味・読み・例文・類語

こ‐ぐら・い【木暗】

〘形口〙 こぐら・し 〘形ク〙 木立ちが茂っていて暗い。
蜻蛉(974頃)下「ほととぎすまたとふべくもかたらはでかへる山路こくらかりけん」

こ‐くらがり【木暗】

〘名〙 樹木が茂り合って、うす暗いこと。また、そのような所。こぐれ。

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