木村重勝(読み)キムラ シゲカツ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「木村重勝」の解説

木村 重勝
キムラ シゲカツ


職業
浪曲師

本名
西田 与八

別名
前名=浪花亭 重勝

生年月日
慶応3年

出生地
青森県

経歴
浪花亭駒吉に弟子入り、浪花亭重勝を名乗った。明治42年亭号を木村と改める。関東浪曲界の名門・木村派の始祖で、弟子に初代木村重友や木村重松らがいる。浪曲界で重きをなし、まとめ役として活躍した。

没年月日
昭和20年 9月28日 (1945年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

世界大百科事典(旧版)内の木村重勝の言及

【木村重松】より

…本名荻村勘太郎。14歳で吉川小繁(のちの桃中軒雲右衛門(とうちゆうけんくもえもん))に入門して繁之助と称したが,のちに初代木村重勝門に入り,25歳で真打に昇進して,哀愁をふくむ関東節の名調子によって関東浪曲界の大立者としての地位を確立していった。43歳で浪花節組合頭取となり,多くの門下を養成したが,晩年は,実子重若丸に2代目をつがせ,自分は2代目木村重勝を襲名した。…

※「木村重勝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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