木村重勝(読み)きむらしげかつ

世界大百科事典(旧版)内の木村重勝の言及

【木村重松】より

…本名荻村勘太郎。14歳で吉川小繁(のちの桃中軒雲右衛門(とうちゆうけんくもえもん))に入門して繁之助と称したが,のちに初代木村重勝門に入り,25歳で真打に昇進して,哀愁をふくむ関東節の名調子によって関東浪曲界の大立者としての地位を確立していった。43歳で浪花節組合頭取となり,多くの門下を養成したが,晩年は,実子重若丸に2代目をつがせ,自分は2代目木村重勝を襲名した。…

※「木村重勝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」