茨木川左岸から
東は
平安京の条坊では右京一条四坊の東側、一条三坊の西側、二条四坊・二条三坊の一部及び北辺三坊・四坊の一部にあたる。村中央部を
由良川の中流、福知山城下の西隣にあり、南は
「丹波志」によると、近世初期には由良川が東方からこの辺りに流れ、厚村で北へ流路を変えていたが、明智光秀が城下町形成の際、流路を変え、その堤防の陰にあたる所に敷地を求めたという。同書は福知山について「元木村・南岡村ノ地也、明智光秀改城シテ福智山ト名ル也」と述べる。すなわち、城郭は南岡村の北部の丘陵(当時横山といった)を中心に、城下町はその北側の木村のうちに建設されたものである。なお、近世初期に木村から和久市村にかけた地域を
流山村の南、江戸川沿いの低地に位置し、南は
加古川村の南、加古川下流域左岸に位置する。観応元年(一三五〇)一二月五日、赤松範資は
東を
正保二年(一六四五)
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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