木端大名(読み)こっぱだいみょう

精選版 日本国語大辞典 「木端大名」の意味・読み・例文・類語

こっぱ‐だいみょう‥ダイミャウ【木端大名】

  1. 〘 名詞 〙 取るに足りないほど祿の少ない大名。祿の少ない大名をさげすんでいう語。
    1. [初出の実例]「イヤー小せへや、小(コ)っぱ大名の癖に威張って居やアがる、スイチ奴(め)」(出典:落語・侍の素見(1896)〈四代目橘家円喬〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android