本所林町一丁目(読み)ほんじよはやしちよういつちようめ

日本歴史地名大系 「本所林町一丁目」の解説

本所林町一丁目
ほんじよはやしちよういつちようめ

[現在地名]墨田区立川たてかわ一丁目

本所松井ほんじよまつい町二丁目の東に続く片側町。南は武家地、北はたて川に面する。貞享年間(一六八四―八八)に御用地として召上げられた浅草瓦あさくさかわら(現台東区)東側の一部の代地として、元禄元年(一六八八)もとの坪数を倍増したうえ与えられた。町名は南裏通りに古来林藤四郎の屋敷があったことに由来する。町内間数は東西五〇間余・南北二〇間余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android