…線の数も1本から18本などというものも行われたが,徐々に4本ないし5本が標準とされるようになった。13世紀になると,4本譜線つき角形ネウマが一般的に用いられるようになり,ヨーロッパ各地に普及したが,ゲルマン系のゴシック・ネウマ(鋲形ネウマ)はその後も長く使用されていた。今日でもローマ・カトリック教会では,グレゴリオ聖歌集に4線譜つき角形ネウマを採用している。…
※「本譜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...