音符(読み)おんぷ(英語表記)note

  • Noteドイツ語
  • note英語

翻訳|note

デジタル大辞泉の解説

漢字や仮名の文字につけて、発音を示すための補助符号。濁音符「゛」・半濁音符「゜」・促音符「っ」・反復音符「ゝ」「〱」「々」「」・長音符「ー」など。
漢字の構成で、音を表す部分。「胴」「銅」の「同」など。
音楽で、個々の音を示す記号。形の違いで音の長さを、譜表上の位置で高さを示す。

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百科事典マイペディアの解説

音楽を記すのに使われるものの中で最も重要な記号で,音の相対的な長さを示し,また音部記号との関係によって高さも示す。西洋近代音楽では,全音符,2分音符,4分音符などがその例である。→休止符

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世界大百科事典 第2版の解説

音楽において個々の音を表記するための記号で,その形態によって音の相対的な長さを,また音部記号を伴う譜表上の位置によって音の高さを示す。一方,音の休止の相対的な長さは休符によって示され,音符と休符は楽譜を構成する最も基本的な記号である。音符・休符の形態と用法は歴史的に変化したが,ここでは17世紀以降の西洋音楽で慣用されているものについてのみ述べる。
[形態と各部分の名称]
 すべての音符は丸い符頭(たま)をもち,譜表上で符頭が占める位置によって音の高さを表示する。

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大辞林 第三版の解説

音楽の個々の音を書き表すために用いる記号で、形によって音の相対的な長さを、譜表上の位置によって音高を示す。俗に「おたまじゃくし」と呼ばれる。
漢字・仮名などの文字に対する補助符号。濁音符「」、半濁音符「」、長音符「ー」、促音符「っ」、反復音符「ゝ」「〱」「々」など。
漢字で、字音を示す部分。例えば「鈴」における「令」の部分。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

音を示す記譜法上の記号。形によってその時間的比率を、譜表上の位置によってその音高とともに示す。ある音符のもつ時間的比率を価値、音価、時価などという。音の休止の時間的比率を示す記号は休符(休止符)といい、その譜表上の位置は原則として固定されている。音符は符頭、符尾、鉤(かぎ)などからなるが、その本質的な部分は符頭で、この譜表上の位置によってその音高が示される。鉤付きの音符が連なる場合には連鉤(れんこう)が用いられる。付点は、符頭や休止符の右に打たれ、これはその音符の半分の音価をもつ。付点が二つの場合は複付点音符といわれ、二つ目の付点は一つ目の付点の半分の音価をもつ。連音符とは、たとえば2等分すべき音価を3等分するなどの特殊な分割法をとる一連の音符のこと。連音符の内部に休符や細分を含むものもある。[南谷美保]

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 漢字、かなにつけて発音を示す補助符号。時代によって違うが、現在、濁音符「゛」、半濁音符「゜」、促音符「っ」、反復音符「ゝ 々」、長音符「ー」などが普通に用いられる。
② 形声による漢字の組み立てで、音を表わす部分。たとえば、「管」「館」における「官」。
③ (note の訳語) 音楽で、音の長短の割合と譜表上の位置により高さを示す記号。全音符、二分音符、四分音符、八分音符、一六分音符、三二分音符、六四分音符などがある。〔楽典初歩(1888)〕

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