杉谷新村(読み)すぎたにしんむら

日本歴史地名大系 「杉谷新村」の解説

杉谷新村
すぎたにしんむら

[現在地名]井波町杉谷

井波町の南東八乙女やおとめ山の北東谷間に立地。井波町から五箇山下原ごかやましもばら(現利賀村)へ通ずる杉谷峠が近くにある。出来新村・退転村書上帳(川合家文書)に井波村領のうちの杉谷を寛永二年(一六二五)から新開して村立てしたとある。同一一年の礪波郡拾弐組村名附帳(礪波町村資料)に村名がみえ、江田次郎兵衛組に属した。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高一五石・免三ツ五歩(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 肝煎 前山

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android