精選版 日本国語大辞典 「杖に縋る」の意味・読み・例文・類語
つえ【杖】 に 縋(すが)る
- 杖を頼みとしてしっかりとつかまる。杖にしがみつく。また、たよりとするものの力に助けられることのたとえ。
- [初出の実例]「老法師のこしふたへにかがまりたるが杖にすがり参りて」(出典:俊頼髄脳(1115頃))
- 「昔の人の杖にすがりて」(出典:俳諧・野ざらし紀行(1685‐86頃))
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...