最新 地学事典 「東アルプスナップ」の解説
ひがしアルプスナップ
東アルプスナップ
Austro-Alpine nappes ,Austrides
東アルプス(=オーストリアアルプス)のデッケ群。東アルプスデッケとも。1903年,P.Tkermierは東アルプスの岩層は西アルプスの岩層を覆う巨大なデッケだと考え,これをオーストリアアルプス・ナップと呼んだ。R.Staubはこれをオーストライズと呼び,下位のグリソナイズ(Grisonides)と上位のチロライズ(Tirolides)に分けた。前者は現在,下部および中部東アルプスデッケ(Unterostalpine DeckenとMittelostalpine Dn.),後者は上部東アルプスデッケ(Oberostalpine Dn.)と呼ばれる。
執筆者:山下 昇
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

