東京日新聞(読み)とうきょう にちにちしんぶん

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「東京日新聞」の解説

東京日新聞
とうきょう にちにちしんぶん

歌舞伎浄瑠璃外題
作者
河竹新七(2代)
初演
明治6.11(東京守田座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の東京日新聞の言及

【河竹黙阿弥】より

…しかし一般に用語がむずかしくて趣向に乏しく,成功しなかった。第2は菊五郎のための散切物すなわち文明開化の新世相・新風俗を描く新世話物で,《東京日(にちにち)新聞》(1873)以下《富士額男女繁山(ふじびたいつくばのしげやま)》(1877),《霜夜鐘十字辻筮(しもよのかねじゆうじのつじうら)》(1879),《島鵆月白浪》(1881)など。作劇術や人間把握などには新鮮味がなく,やがて新派の現代劇にとって代わられるが,新風物以外にも女子の立身や没落士族の貧窮など,社会の変化が浮彫りされている点に意義がある。…

※「東京日新聞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android