東萱場村(読み)ひがしかやばむら

日本歴史地名大系 「東萱場村」の解説

東萱場村
ひがしかやばむら

[現在地名]白根市東萱場

なかくち川右岸に沿って立地し、戸頭とがしら村の南、茨曾根いばらそね村の北に接する。元和年間(一六一五―二四)対岸西萱場村(現西蒲原郡月潟村)村民が開拓したといい、真宗仏光寺派玄龍げんりゆう寺は寛文元年(一六六一)同村真宗大谷派勝念しようねん寺二世雲渓の弟雲廷の開基という。正保国絵図に四〇九石余とあり、幕府領。慶安二年(一六四九)村上藩領となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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