松ヶ崎村新田(読み)まつがさきむらしんでん

日本歴史地名大系 「松ヶ崎村新田」の解説

松ヶ崎村新田
まつがさきむらしんでん

[現在地名]柏市松ヶ崎新田・北柏きたかしわ一丁目など

松ヶ崎村の南東大堀おおほり川が流れ込む手賀てが沼の北西岸に位置する。同沼の開発により松ヶ崎村の持添新田として成立した。成立以来印旛いんば郡に属し、幕府領として幕末に至った(旧高旧領取調帳)。文政八年(一八二五)の年貢割付并皆済目録(遠藤家文書)によれば、安永五年(一七七六)に高三六石余・反別九町二反余が高入れされ、さらに寛政六年(一七九四)には高一石余・反別九反余が高入れされたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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