松似候男姿(読み)まつににてそろ おとこすがた

世界大百科事典(旧版)内の松似候男姿の言及

【松風】より

…歌舞伎では,1700年(元禄13)京の坂田藤十郎座上演の《松風》や03年4月江戸森田座の《成田山分身不動(なりたさんふんじんふどう)》をはじめ多く脚色されたが,ことに松風の〈汐汲(しおくみ)〉の部分は舞踊劇のなかで発展した。まず《松似候男姿(まつににてそろおとこすがた)》(常磐津。壕越二三治作,1757年1月江戸市村座)以後,《徒髪恋曲者(いたずらがみこいはくせもの)》(富本,通称《松風》。…

※「松似候男姿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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