柳の糸(読み)ヤナギノイト

デジタル大辞泉 「柳の糸」の意味・読み・例文・類語

やなぎ‐の‐いと【柳の糸】

細くてしなやかな柳の枝を糸に見立てていう語。 春》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「柳の糸」の意味・読み・例文・類語

やなぎ【柳】 の 糸(いと)

  1. 柳の枝の細いのを糸に見立てていう語。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「我がかざす柳絲(やなぎのいと)を吹き乱る風にか妹が梅の散るらむ」(出典万葉集(8C後)一〇・一八五六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む