柴田弘(読み)シバタ ヒロム

20世紀日本人名事典 「柴田弘」の解説

柴田 弘
シバタ ヒロム

昭和期のガラス技術



生年
明治37(1904)年10月24日

没年
昭和37(1962)年6月14日

出身地
愛知県

経歴
兄の指導を受け、理化学用ガラス製造の技術を習得。昭和3年独立。19年ガラス溶融工場を建設し、増産に努めた。37年高純度の理化学実験用低膨張ガラス(商品名ハリオ)を開発。37年ソニーの井深大社長に依頼され、超小型テレビ用ガラス(ブラウン管)を開発した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柴田弘」の解説

柴田弘 しばた-ひろむ

1904-1962 昭和時代のガラス技術者。
明治37年10月24日生まれ。兄の指導をうけ,理化学用ガラス製造の技術を習得。昭和3年独立。19年ガラス溶融工場を建設し,増産につとめる。37年高純度の理化学実験用低膨張ガラス(商品名ハリオ)を開発。37年ソニーの井深大社長に依頼され,超小型テレビ用ガラス(ブラウン管)を開発した。昭和37年6月14日死去。57歳。愛知県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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