栗栖神社(読み)くりすじんじや

日本歴史地名大系 「栗栖神社」の解説

栗栖神社
くりすじんじや

[現在地名]犬山市栗栖 大平

主祭神は宇麻志麻知命。旧村社。江戸時代には俗に土屋つちや神明とも称された。「三代実録」貞観一六年(八七四)二月二三日条に「授尾張国正六位上栗栖地神従五位下」とある。尾張国神名帳では、正四位下とあり春日井郡に入れられているが、「府志」は「丹羽郡有栗須村、然与春日井郡其地、則蓋別有之乎、私曰、雖集説如此、姑載其説于、以俟後勘耳」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 尾張志 土屋

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android