犬山市(読み)いぬやま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

犬山〔市〕
いぬやま

愛知県北西部にある市。 1954年犬山町と楽田,羽黒,池野,城東の4村が合体し市制。江戸時代,尾張藩家老成瀬氏の城下町として発展。犬山城は室町時代の建築様式を伝え,国宝の三層の天守閣をもつ。城下を流れる木曾川の渓谷は,志賀重昂がドイツのライン峡谷になぞらえて「日本ライン」と命名。飛騨木曾川国定公園に属する。近年は紡織のほか,食品,金属,機械,電機工場の進出が目立つ。成田山別院,桃太郎神社,野猿公苑,猿類の生態を研究する日本モンキーセンターなどがあり,観光都市として有名。入鹿池のほとりには明治期の代表的建物を集めた明治村,今井地区には人間博物館リトルワールドがある。有楽園内の茶室如庵も国宝。東之宮古墳は史跡。名古屋鉄道小牧線,広見線,国道 41号線が通る。面積 74.9km2。人口 7万4308(2015)。

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