根固め(読み)ネガタメ

デジタル大辞泉 「根固め」の意味・読み・例文・類語

ね‐がため【根固め】

建物堤防などをつくる際、基礎部分を保護するために、その根元玉石たまいしコンクリートなどで固めること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「根固め」の意味・わかりやすい解説

根固め (ねがため)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の根固めの言及

【護岸】より


[構成]
 河川堤防の護岸には,常時,河川の水が流れる低水路の流れを安定させるとともに,高水敷の洗掘を防ぐために低水路の河岸に設ける低水護岸,洪水時の堤防保護を目的とした高水護岸,および低水路から堤防の高水位の高さまで堤防全面を直接保護する堤防護岸の3種類がある。 護岸の基本的構成は,法覆工(のりふつこう),法止め工,根固め工の3種類から成り立っている。法覆工は堤防あるいは河岸,海岸の地盤の法面を被覆して保護するもので,古くからの工法として,芝を張り付ける芝付け,粗朶(そだ)で柵(しがらみ)を組み,その中に砂利などを詰めて敷設する柵工などがあるが,最近では強度や耐久性,施工性などの観点から,石張り,石積み,コンクリートブロック張り,コンクリート現場打ちなどの工法が多く用いられている。…

※「根固め」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android