桜花大江戸入船(読み)やよいのはな おえどのいりふね

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「桜花大江戸入船」の解説

桜花大江戸入船
やよいのはな おえどのいりふね

歌舞伎浄瑠璃外題
作者
鶴屋南北(5代)
初演
天保8.3(江戸中村座(松緑二十三回忌追善興行))

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の桜花大江戸入船の言及

【加賀見山旧錦絵】より

…なお,その続編というべき〈後日の鏡山〉また〈骨寄せの岩藤〉という一系統がある。捨てられた岩藤の骸骨が集まって岩藤の姿となってあらわれ,お初や大姫を悩ませる筋となっており,5世鶴屋南北作《桜花大江戸入船(やよいのはなおえどのいりふね)》(1837年3月江戸中村座)を最初として《加賀見山再岩藤(かがみやまごにちのいわふじ)》など多くの改作がある。【菊池 明】。…

【加賀見山再岩藤】より

…題材は加賀騒動で《加賀見山旧錦絵(こきようのにしきえ)》の後日譚。《桜花大江戸入船(やよいのはなおえどのいりふね)》(5世鶴屋南北作,1837年3月),《加賀見山廓写本(かがみやまさとのききがき)》(奈河亀輔作,1780)等を改訂脚色したもの。多賀の大領の側室となったお柳の方は情夫望月弾正を兄と称し,二人してお家横領を企てた。…

※「桜花大江戸入船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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