桜荘子後日文談(読み)さくらそうし ごにちぶんだん, さくらぞうし ごにちのぶんだん

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「桜荘子後日文談」の解説

桜荘子後日文談
さくらそうし ごにちぶんだん, さくらぞうし ごにちのぶんだん

歌舞伎浄瑠璃外題
作者
河竹新七(2代) ほか
初演
文久1.8(江戸守田座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の桜荘子後日文談の言及

【東山桜荘子】より

…農民を扱った異色の内容であり,子別れ,責め場,怨霊の仕掛けなどの手法でまとめ,4世小団次の好演もあって,大当りをとった。その後たびたびの改訂を経たが,とくに河竹黙阿弥の《桜荘子後日文談(ごにちのぶんだん)》(1861年8月江戸守田座)によって《田舎源氏》から脱し,さらに明治に入って世界を足利から徳川に改めた。これが今日上演される台本の原型となり,歌舞伎では数少ない農民劇として,評価を得ている。…

※「桜荘子後日文談」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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