梨壺(読み)ナシツボ

デジタル大辞泉 「梨壺」の意味・読み・例文・類語

なし‐つぼ【梨壺】

《庭に梨の木が植えられていたところから》昭陽舎しょうようしゃ異称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「梨壺」の意味・読み・例文・類語

なし‐つぼ【梨壺】

(中庭に梨の木が植えてあるところから) 宮中殿舎一つ昭陽舎(しょうようしゃ)をいう。〔二十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「梨壺」の意味・わかりやすい解説

梨壺 (なしつぼ)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の梨壺の言及

【昭陽舎】より

…その名は,漢の武帝が未央宮に設けた後宮八区の一つの昭陽殿によるものであろう。南庭中に梨を植えたので,梨壺(なしつぼ)とも称する。内裏の北東部で,淑景(しげい)舎の南,麗景殿の東に位置する。…

※「梨壺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android