梨木新田村(読み)なしのきしんでんむら

日本歴史地名大系 「梨木新田村」の解説

梨木新田村
なしのきしんでんむら

[現在地名]伊那市大字西箕輪にしみのわ 梨木

御射みさ山の東山麓にあり、扇状地の南下方の上戸あがつと村の新田として開けた村。

元禄一一年(一六九八)の信州伊奈郡箕輪領村々新田変地之類改帳(上伊那誌)によれば、正保二年(一六四五)に新田として取り立てられ、翌三年に初検地を受け、元禄一一年には石高三五石二斗二升九合となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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