棹舵干さず(読み)さおかじほさず

精選版 日本国語大辞典 「棹舵干さず」の意味・読み・例文・類語

さおかじ【棹舵】 干(ほ)さず

  1. 舟が絶えず通航して舟をこぐ道具を乾かすひまがない。舟の通航の多いさまにいう。
    1. [初出の実例]「年毎に船双(な)めて、船腹乾(ほ)さず、舷檝(さをかぢ)乾さず」(出典古事記(712)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 年毎 初出

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android