楝帯ぶ(読み)おうちおぶ

精選版 日本国語大辞典 「楝帯ぶ」の意味・読み・例文・類語

おうち【楝】 帯(お)

  1. 五月五日の端午節句オウチの葉を腰に帯びること。中国伝来の古俗で、これによって悪疫を避けるという。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「樗佩(アフチオビ)てわざとめかしや芝肴」(出典:俳諧・玄峰集(1750)夏)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む