極無(読み)きわまりない

精選版 日本国語大辞典 「極無」の意味・読み・例文・類語

きわまり‐な・い きはまり‥【極無】

〘形口〙 きはまりな・し 〘形ク〙 限りがない。この上もない。はなはだしい。
※観智院本三宝絵(984)上「今は宮に還ると聞て悦び无極し」
徒然草(1331頃)一〇一「或人、〈略〉内記の持ちたる宣命を取らずして、堂上せられにけり。きはまりなき失礼なれども、立ち帰り取るべきにもあらず」

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