槽歯類(読み)そうしるい(その他表記)Thecodontia

最新 地学事典 「槽歯類」の解説

そうしるい
槽歯類

学◆Thecodontia

ペルム紀後期~三畳紀後期の頸の短い原始的主竜類の一目テコドント類とも。歯が槽生であることから命名。原鰐類偽鰐類・ラウィスクス類・鷲鰐類・植竜類の5亜目に分類。体長は最大6m。大半は動物食だが,鷲鰐類は植物食。植竜類は鰐類に酷似するが,鼻孔が眼のすぐ前方にあり類縁関係はない。大半は四足歩行だが,Euparkeriaに代表される偽鰐類は,発達した後肢で二足歩行する傾向が強く,翼竜や恐竜など,より進化した主竜類の祖先型を含む。

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関連語 Euparkeria 平山

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「槽歯類」の意味・わかりやすい解説

槽歯類
そうしるい
Thecodontia

爬虫類に属する絶滅目。ワニ目,翼竜目,竜盤目鳥盤目などの直接の祖先とみられる。歯は槽歯歯根は中空状で次に生える歯がその下に控えている。背面に甲が発達している。二脚歩行。小型で軽快な原始的型から成る亜目と,同一祖先に出発したとみられるやや進歩した大型なものから成る亜目との2つが知られている。三畳紀初期に出て,同紀末に絶滅した。

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世界大百科事典(旧版)内の槽歯類の言及

【鳥類】より

…生物学的に見て,鳥類は哺乳類とともにもっとも進化した動物といいうる。【森岡 弘之】
【系統と分類】
 鳥類に比較的近い特徴をそなえた動物は,中生代に繁栄した爬虫類の槽歯(そうし)類,その中でも偽鰐(ぎがく)類である。偽鰐類は小型の食肉性爬虫類で,あごに鋭い歯をそなえ,前肢は比較的小さく,鳥のように2本の脚で体を支えていた。…

※「槽歯類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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