歯根(読み)シコン

デジタル大辞泉 「歯根」の意味・読み・例文・類語

し‐こん【歯根】

歯の歯槽しそう部にあり、象牙質セメント質で覆われている部分

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精選版 日本国語大辞典 「歯根」の意味・読み・例文・類語

し‐こん【歯根】

  1. 〘 名詞 〙 歯のセメント質におおわれている部分。歯の根の部分。〔解剖辞書(1875)〕

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世界大百科事典(旧版)内の歯根の言及

【歯】より

… 第2はその他すべての脊椎動物,つまり顎骨(がくこつ)を備えた顎口類にみられるリン酸カルシウム質の歯で,真の歯ともいうべきものである。これは中心部にある歯髄,主体をなす象牙質,歯冠表面のエナメル質,および哺乳類の歯根表面にあるセメント質という4種の組織からなる特異な器官で,発生学的には歯髄,象牙質,セメント質は真皮を母体とし,エナメル質は口腔上皮を母体として形成される。エナメル質は鉱物質の結晶のかたまりで,生体中で最も硬度の高い組織であるが,他の3組織は生活組織である。…

※「歯根」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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